3月1日、少し肌寒い中ではありましたが、「おやじカレッジ」の第一期生23名が無事卒業しました。

「おやじカレッジ」は、11月から4回にわたり開催しました『地域でかがやくおやじ』になるための講座です。自分たちが暮らす地域を知り、その地域で仲間を作り、そして地域のため自分のために楽しみながら親しみある地域で活動するおやじになる・・・そんな目的を持って入学した受講生たちです。

入学式では大正地区をデータなどを基に客観的にみることで、自分の住んでいる地域がどのような状況なのかを把握、その後、実際の地域活動者から話をききました。

2日目の必修科目では、現職でも退職後でも活用できる『コミュニケーション能力の向上は、おやじのこれからにおおいに役立つ！』講座を実施。グループワークを交えながらの講座だったため、参加者同士の交流が少しみられるようになりました。

3日目は選択科目。受講者は、自分が希望する講座を自由に選択しその専門性を学びました。「包丁研ぎを習得する」では地域活動団体が、「フランス料理をつくろう」では横浜マイスターが、「美味しいコーヒーのいれ方」ではスターバックスコーヒーの方が講師になり、持っている技術・知識を受講生へと伝授くださいました。共同で作業を行うことで、仲間意識が生まれ、お互いを深く知る機会になりました。

そして4日目の修了式。地域で既に活動しているボランティア団体や委嘱団体、自治会や地区社協など10の組織・団体の方の協力をいただき、ワールド・カフェ方式で活動者との交流を図りました。その後は、自分たちが理想とする地域像について話しあい、そのために今できることは何かを考えました。修了証書の授与では、仲間同士、これまでの健闘を称えお互いに惜しみない拍手を送っていました。


卒業生たちは、「輝くおやじ」としてこれから第一歩を踏み出します。そのためのフォローアップとして、3月29日にはフィールドワークに出かけます。『住んでいる』地域から『活躍する』地域へ・・・卒業生たちの活動場所はこれからも広がっていきます。